さわる時計 BRADLEY

kickstarterで60万ドルの支援を得た腕時計

「さわる時計 Bradley」の文字盤には、秒針がありません。表と側面に付いた二つのボールに触れることで、私たちは時間を確認します。側面のボールは短針で時間を示し、表のボールは長針で分を示します。

「今何時？」

さわる時計 Bradleyは、友人の日常的な質問からはじまりました。創業者のキム・ヒョンス代表は、MITのMBA課程で視覚障害を持っている友人に出会い、それをきっかけに資格障害者用の時計に興味を持ち始めました。

既存の視覚障害者用時計の問題点を改善した時計を作っていく中で、視覚障害者が機能だけでなく、デザインも気にしているということがわかりました。

「視覚障害者のためだけ」の製品はもう一つの壁になりうることに気づき、彼らの意見を反映して、「さわる時計 Bradley」が誕生しました。

さわる時計 Bradleyは目で確認しなくても時間がわかるのでwatchではなく、timepieceと呼びます。

どんな人にもよく似合い、誰にでも有用に使えます。会議やインタビュー、デート、大事な食事や暗い映画館などで周りに気付かれず、時間が確認できます。視覚障害者も音が鳴る時計や故障しやすい点字時計に頼らなくても良いです。

クラウドファンディングサイトkickstarterでお披露目された「さわる時計 Bradley」は、kickstarterで最も成功的なデザインプロジェクトの一つとされています。40,000ドルを目標として始めたプロジェクトに65カ国3,861名のサポーターが参加し、600,000ドルに至る大きな金額が集まりました。

「全ての人が楽しめるデザイン」こそ本当にいいデザインだと信じています。

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さわる時計 BRADLEY

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